最近、深く感動したい、と思うことが増えた。

 

毎日、代わり映えのしない自室の中で閉じ籠っている間に世界は忙しなく流動しているからだろうか。

 

どこかで人が死に、どこかで命が生まれる。

どこかで漣が聞こえ、どこかで草木が踊る。

どこかで誰かが恋に落ち、どこかで思いは報われることがない。

 

どこかで人はつながり、どこかで途絶える。

 

きっと、こんな世界が動いている間に、私はパソコンと向かって惰性を過ごしていくのだろうか。

自分の好きなことをしようとすればするほどまとわりつく、邪悪で陰湿な存在。

それと戦おうと決意し、付く眠りは不快で翌朝に慣れば知らぬ顔で寝坊する自分。

嫌気が指すのだ。

 

無論、私の日々もすぎていく。

わかりきったそのことすらも信じられないような気分になってしまう程、私は世界と乖離し始めているのかもしれない。

 

深い体験がしたい。大きく心が揺れ動いて、心臓が武者震いするような。

 

世界の中でたった1つしか見えなくなるような。

全てのものごとを捨ててでもこれに掛けたい、そう思えるような。

人やもの。何か、自分にしかないものを。

どうやってもありきたりに聞こえる。甘えかもしれない。

あなた独自と言われたら完全に否定する気はないかもしれない。

 

でも、どこにもない世界観を。

それを賞賛してくれる人を。

 

「才能」なんて言葉では到底はかりきれない、

順位付けされずに自分だけが頂点に在る世界線を。

 

どうか、誰か、私に授けてください。

 

だから私は問うのだと思う。

この世界から乖離した先には、挙句には、何があるのか。

しなければ満足はできるのか。果てしないこの欲望を満たす日は来るのだろうか。

 

ゼロから何が作りあげられる訳でもないこの私に。

憧れ

心踊る眩しい季節が通り過ぎて、情緒に溢れた季節が訪れる。

風に吹かれた葉っぱたちが母なる大地を舞い、私が立つ、この場所を肥やしていく。

寂しそうにも力強く立ちすくむ木々たちは私だけが1人なのではないと

教えてくれるような気がして、どんな背中よりも、安心感を覚えてしまう。

 

でも、1人って何なのだろうか。

 

案外、人間誰しもが同じようなものだったりするのだろうか。

恋愛や友情や地位や趣味。

取ってつけたような色とりどりの葉っぱだけが世界で認められる個性だとして、

それら全て削ぎ落ちたとき、私には何が残るのだろうか。

それらが全てなくなったりしたときがきたとしたら人間は何に全力を注ぐのだろうか。

 

春の桜色や夏の緑、秋の暖のように眩いほどの色彩に包まれて輝く姿は

 

素敵だ。

綺麗だ。

圧倒的だ。

 

でも、私は寒さの中でたった1人で、でも力強く根を張ってそびえ立つ、その姿が

 

好きだ。

 

今は台風なんてきたら折れるし、日々の風に耐えることに必死な木だけれど、

でもいつか、嵐にも雪にも負けない、しっかりとした根を張ることのできる木になりたい。

 

そんなことを葉が舞い落ち、人肌恋しくなる季節は教えてくれる。

だから私には寒い刹那が似合う。

 

夢空間

長袖を脱ぎ捨て、思い切った半袖を身にまとう季節。

日差しが肌を突き刺して、特段理由もない独特の高揚感と共に滲んで見える影法師。

ふと窓を覗けば草木が青々と生い茂る。

湿った風に葉をなびかせまるで歓喜の舞を体現しているようだ。

 

付図にも遠いあの日の記憶が蘇る。

橙色に染まった水平線が空を孤独な模様へと誘い世界を包み込む、言葉にならない感触。

私は確かにあの光景に目を奪われた。

光と闇が、陰と陽が唯一、壮大に共存する世界線

私はあの光景に恋をしていた。

思い出すほど愛おしく、恋しく、胸が張り裂けそうになるほど切なく儚い夢空間

 

二度と戻ることできない空間を流れる時代の中で抱きしめるしかないのだろう。

そうしてまた一歩、踏み出すのだ。

自分だけの、未知世界へと。

 

 

その道を自らを持って閉ざす者は、渾身の魂の叫びすらも世界の片隅に届かない。

ハピネス=コンパリゾン

ザワザワと緑に生い茂った葉が風に舞い、

誘われたように名前も知らない鳥たちが一斉に空へと飛び立っていく。

大きな羽を目一杯広げて。まるで自分の可能性を試すように。

 

嗚呼。

果てない空をあの鳥たちのように自由に旋回できたらどれだけ晴れやかだろう。

誰もいない大空の向こうで、ただ一人、たった一人で世界を見下ろしてみるんだ。

太陽に近い場所からは一体何が見えるのか。

 

私にはわかるはずもない。

わかるはずもないけど、でも想像せずにはいられない。

 

雑踏に塗れて薄汚れた都会の空気を忘れ、真新しい空気を目一杯吸い込んで

俯瞰するように、心の中の言葉を形付けてみたりして。

穏やか、という言葉が似合いすぎる大好きな時間。尊い時間。

ずっと、の願いが本当に永遠に続けばいいのに。

 

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たちが悪い完璧主義って本当に辛い。

 

完璧は求めたい。誰も失望させたくない。自分のイメージは壊したくない。

やりたいこともある。やらなければいけないこともある。

人より劣っているところだって山ほどある。バカにはされたくない。負けたくない。

 

でも結局は好きなことが勝って、それをやってまった比べて劣って、

自尊心とやらものを自分で削にいく。その無限ループ。

 

今までそれなりに優等生として生きてきたから

自分よりスペックの高い人に囲まれると、どうしていいのかわからない。

ただただ他人と自分を比べて、劣っている自分を自覚して、それで終わり。

特段その先に進むわけでもなく、自責の念に駆られて虚しく苦しくなるだけ。

 

幸せは音をたてない。

でも不幸せは不協和音だ。

耳がつんざけるような響きは胸が張り裂けそうな感触を育てる。

 

 

私は私。This is me.

そう思えるようになりたい。自分に自信がある人になりたい。

他人の目を気にせず、好きに生きたい。

きっとそのためには自分を褒めてあげられる人にならなくちゃいけないんだと思う。

 

日々の中に小さな幸せを見い出す。

それから始めてみようか。

わからない。

風の音が耳を心地いいほどに駆け抜け

煌めく日差しが肌に刺さる。

影が追いつき

夏間近の色彩が目の前を鮮やかな夏色へと移り変わる。

 

怖いくらいに清々しかった。

 

これを心から清々しく思たら。

願っても虚しいだけの思いを私はどれだけ抱えればいいのだろうか。

 

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私は過去が影響しているのか、それとも単に性格か。

昔からあまり人とつるむことが得意ではない。

どうやって深い親交関係を結ぶのかはわからないけれど、いつの間にか心を許した

1人や2人としか触れ合わないし交わらない。

そしてそんな自分を変えたいとも思っていない。

友達が多いからいい、少ないから悪いという訳ではないからだ。

でも彼女らは私とは大抵違う道を選んでいる。

だから、いつも温もりを感じる場所にいられる訳ではないのだ。

 

そうなると、自分のコミュニティの中に1人でいることになる。

そしてもちろんこの場所には多くの「他者」が存在する。

しかもあらゆる意味でハイスペックな。

頭脳明快、社交力、効率、記憶力、圧倒的な自信。

私の持っていないものを全て持っているような気にすらなってしまう。

 

私には理解しえない。

 

こんなポンコツ頭で、言葉を操ることしかできない人間には。

でも、裏を返せばそんなに悪い人間でもないのではないか。

ただ、単純すぎるだけ。自分に自信がないだけ。

その自信をどこから手繰り寄せるべきなのか、なんてわからないから苦しむのだけれど、

とにかくその場所で自分の居場所を見つけたいのに見つけることができない。

 

苦しい。

 

人生とは皮肉なものだ。

根本が自分の中にあることはわかっていても人の輪に入り込めない、その事実が

ひどく鋭い棘のごとく深く脆いところに突き刺さる。

でも。それでも人間は生きていかなきゃならない。

大好きなことをするためには耐えなきゃいけないんだろう。

そう考えられればいい。

でもそんなことを微塵もしていない人もいるはずだ。

どうして自分だけが、とどうしても思ってしまう。

 

 

自分でも思う。

正直めんどくさい人間だな、と。

自信がなくて、ぼやったくて。

そんなことはわかっている。重々承知だ。

 

それでも。

 

きっと。

 

 

 

きっと、

 

そんな私ですらも受け入れてくれる人を私は信頼するのだろう。

 

自分でもよくわからない。

 

 

けれど私は明日も生きていく。

自責の念に呪われても、とらわれても。

 

それだけやりたいこと、成したいことがあるから。

それだけの幸せを知っているから。

 

ありがとう、大好きな親友。

ありがとう、元気をくれる人。

リーダー像って…

私は多くの活動でありがたく主導権を握らせていただくことがあります。

しかもかなりの確率で。

 

何かに手を出せば最終的にはリーダーになってる。

自分では自覚がなくても、そういう行動をどうしてもしちゃう。

誰も主導権を握らない場が辛くて、

かといって誰かに握られると半分爆発しちゃう自分もいるから。

 

でもそれってとてつもなく辛い。

張り裂けそうな思いになるだけ。

 

 

私の思う上に立つ人間は

・全てに責任を持って

・迷いを見せなくて

・情熱があって

・大きな覚悟を決めている

そんな人。

そういう人が本来リーダーになるべきなんだと思う。

 

多くの場でリーダーを好んで経験してきて、一つわかるのは

 

 

 

私にはどれもない

 

ってこと。

 

 

もちろん面では自分が自信があるように振る舞うし、

いわゆる「リーダーらしさ」を演じることもある。

決断力があって、凛としていて、頭脳明晰なリーダー。

 

でも、心のそこの私はそんなに強い人間でもなれるはずもなくて。

頰を伝う苦しみの涙とともに彷徨うだけ。

自分の胸の内に問いかけることしかできない。

 

あれって大丈夫だったのかな?どう思ったのかな?

 

答えのない質問と延々と格闘する。

悩んだって無駄だってわかってる。わかってるのに、やめられない。

正解がない在り方だからこそ悩む。

 

その一番の理由はきっと自分に自信がないから。

何をやっても相手の反応を気にしちゃうし、どう思われているかが気になっちゃう。

まあ、自分のいじめられたっていう過去がそんな私を作っているのかもしれないけれど。

 

外国人相手なら全く怯まないし、臆さないのに、日本人恐怖症みたいな癖が抜けない。

だから異様に疲弊する。気を使う。

人一倍ぶきっちょだから。

人一倍臆病なんだと思う。強がるくせにすぐに崩れる。情緒不安的になる。

似合わないムードメーカーみたいな立場を取ることだってある。

でも辛いんだよ。

後悔ばっかりっていっても明確にこうすればよかったなんてわかってるのは一握りでさ。

結局は何もわからないまま抱えることが増えるだけ。

 

そんなこんなでこんなことばっかり考えてると成績も下がったり、

勉強、ファッション、体型、センス、さらには画力も文章力まで

まわりと比べちゃってまた自分の深い闇の世界に誘われる。

まるで悪循環そのもの。

 

 

それでもこの立場を取らずにはいられないんだ。

なんでだろう。自分でもわからない。

とっとと手放せば楽なのに。重圧から逃げられるのに、

 

そうすることができない。

 

だから、私は一生悩み続けるんだと思う。

自分の立場に。このめんどくさい性格に。

 

でもだからこそ一緒に悩んでくれる人を大切にしようとも思う。

だって、そういう人が一番の信頼できる友だから。

 

 

リーダーとしての私を近くで支えてくれるみんな、ありがとう。

『書く』って?

 

私思ったんです。

 

「書く」

ってなんだろうって。

 

 

私の中で何かを文字にすることは、

自分の頭の中を整理したり、

より具現化するための一つの手段です。

 

苦しいこと。辛いこと。嬉しかったこと。誇らしかったこと。

これらを言葉にすれば経験や想いという形のないものに

『命を吹き込める』ような感覚すら覚えられる。

 

それを美しい言葉で語れば、これまた「表現」することになる。

要するにどれも自分が主体となって書くことが私にとっての「書く」こと。

 

 

 

でも自分の『学生』という立場上、

自分の型に当てはまらない文章を書かされることがあります。

 

事実ベースの論理的で冷淡な文章とか、

型にはまり切ったなんの面白みもない文章とか、

いい点を取るためだけの文章とか。

 

そういうものを求められるとどうしても窮屈になる。

大きくなった体に好きでもない小さい小さい服をきさせられているような。

箱の中に押し込められているような。

早く解放されたい!!!という想いに駆られます。

 

その結果身が入らないから、中身のない、無駄にまどろっこしい文字の塊になる。

自分の好きなことをしているのに、どこか気に食わない。

反吐が出るような思いになります。

 

 

これがしょうがないことは頭では理解しているつもり。

だって、それが教育だし、

私みたいな時々支離滅裂で回りくどくてそんなに中身もない文章を

世界に溢れさせる訳にもいけないし。

 

 

わかっているけれど、『書く』って一重に言っても様々だなって。

好きなスタイルがあることが重荷にすらなることもあるんだなって。

 

 

なんとなくだけど思いました。

これって書くことが好きな人にとっては永遠の課題だよな〜って。

 

まあ、私に課題を放棄する程の勇気がないだけなんですけどね(笑)

ストライキ…?してみたいな。

 

いっそ一人でずーっと思ったこと、感じたことをありのままで書けたらな。

書きすぎて嫌いになれるくらい書いてみたい。

自分の実力ってものを確かめてみたいなーなんて。

 

だいぶ最初から離れた気がするけれど、まあいいや!

論理的な方にはありえないでしょうね、ごめんなさい(笑)

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という謎の呟きでした〜

読んでくださってありがとうございます✨